ホームページ制作前に必ず必要なWebマーケティングに関して解説していきたいと思います。また、今回の解説はキーワード調査などの戦術部分ではなく目的達成の為の戦略部分に重点に解説していきたいと思います。
ホームページを制作する目的を明確にしましょう。
まず初めに行うホームページを制作する目的や意図をしっかりと明確にする必要があります。この目的がぶれてしまうと、今後考えるプランやアイデアすべてがぶれてしまうので、明確はぶれずに、考える必要があります。
誰の何の課題や問題を解決しているか
ホームページを制作することで(サービス)誰の何の課題や問題を解決しているかを明確にしましょう。この時ターゲットである実在する人物をある程度明確し、課題や問題に寄り添わせることで、製品やサービスがどのような課題や問題を解決できるかを確認することができます。
また、これらの部分は妄想の段階ですが、ある程度の想定は必要なので、必ず明確化するようにしましょう。
課題問題解決のポイント
そもそも誰に(WHO)売るのか、何を(WHAT)作るのかをシンプルに考えることが非常に大切で、あまりたくさんの事に重点を置きすぎると本来の目的から外れてしますので、まずはこの2点、そもそも誰に(WHO)売るのか、何を(WHAT)作るのかだけを考えましょう。
市場規模の確認
一人のターゲットの課題や問題を解決できることが分かったら次に市場規模です。もちろんニッチなサービスでも問題ありませんが、その製品やサービスが十分な市場規模があり、今後大きな事業拡大が見込めることができるかなども非常に大きなポイントです。
また、十分な市場規模もあり、かつ競合が少ない市場などがあればそこに視点を合わせて製品、サービスの展開をしても良いでしょう。
現在のサービスと何が違うのか
ターゲットとなる人物は同じような製品やサービスを現在利用しているので、その利用している製品やサービスをやめて自社の製品やサービスを利用するベネフィットを明確化しましょう。
これらベネフィットを明確化するためには、現在他社、製品やサービスを利用しているターゲットになるであろう人物に取材するのが一番効果的です。不満に思っていること満足だと感じていることなど事細かく取材することで他社との違い、自社ならではの強みを出すアイデアとなるでしょう。
この時に価格を下げる戦略は行わないようにしましょう。価格を下げることが誰でもできることであり、資金力のある大手企業に必ず負けてしまうからです。ここはあくまでも強みやベネフィットの部分を考え、より満足してもらえる部分を見つけていくことが大切です。
自社製品やサービスを使ったときの満足
今後展開していく製品やサービスを利用した時の結果として自分にどんな変化が訪れるのか、
コンセプト/訴求部分を明確化
上記内容を出すことでホームページのコンセプトと訴求内容がある程度決まります。そうすることでターゲットと照らし合わせ、デザインに方向性や構成、UI/UXなどが順序だって決まっていきます。目的からターゲット、市場規模、サービス内容、強み、ベネフィットを明確化し、ホームページへ落とし込むことなります。
そうすることで、今後の集客方法やSNSの活用、検索されるであろうキーワードの抽出など目的、コンセプトをもとにターゲットの立場になることでより明確化することができます。
まとめ
目的やコンセプトなどを明確化することでホームページを制作する意味や効果を可視化することができます。しかし、ホームページの役割もほんの一部に過ぎないので、全体を捉えた事業戦略も大切になってきます。
その事業戦略をもとにホームページを制作して認知させるという流れになるので、あくまでも戦略の一部として考えることが賢明かと思います。しかし、ホームページやSNS等の効果は年々効果を増してきて、複合的にうまく活用することで思った以上の効果を発揮することは間違いありません。
目的、ターゲット、コンセプト、ベネフィットなど利用者がなぜ、利用しなければならないのかを考え製品、サービスの提供を考え、行ってみてはいかがでしょうか。以上今回はホームページ制作前のWebマーケティングについての解説でした。
この記事の監修者

永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国で多くのクライアント様のウェブを支援。
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