ホームページの制作をしたいと思った時一体何から手を付けて良いかわかりませんよね?
今回は何から手を付けて良いかわからない方の為に、5分で分かる簡単なホームページ制作の流れをご紹介したいと思います。
ホームページ制作は企業にとって顔でもあります、そのホームページをしっかりと制作することで取引先の信用度は一気にアップします。
逆にしっかり制作することができなければ、信用度は落ちてしまう可能性があります。その点踏まえて制作の流れを簡単に知っておくだけでも非常に役に立ちますので、ぜひ参考にされてみてください。
ホームページ制作会社に依頼からサイト完成までの流れ
今回は新規にてホームページを制作する場合の話とさせていただきます。
また、あくまでも一般的なホームページ制作に関する流れですので、ホームページ制作会社によっては順序が異なったりしますので、その点予めご了承ください。
まずは、全体の流れとしての順番は以下になります。
- 予算決め
- 目的
- 制作会社選定
- 発注
- 制作
- ホームページ公開
といったような流れになります。
かなりざっくりとしていますが、大きく分けた流れはこのようになります。
ホームページ制作の予算決め
ホームページを制作するにあたり年間でどのくらいの予算を確保できるを事前に決める必要があります。
ホームページを制作するにはホームページ制作費用以外に、ドメインやレンタルサーバー・保守料金等のランニングコスト等も必要となってきますので初期費用に合わせて毎月必要となるランニングコストの予算も一緒に決めておきましょう!
また、必要に応じてGoogleやYahoo!広告の費用も考える必要がある為、依頼前に必ず予算を確定させておきましょう。
ホームページ制作の目的
一番重要な部分ですね。なぜホームページを費用とするのか?
制作?リニューアル?ホームページに予算をかけてしたいと思ったことはなんですか?その目的を明確にしなければ次で説明する制作会社の選定も失敗してしまいます。
何をするにしても目的を明確にしそれに対しての行動を起こすようにしましょう!
制作の依頼を行いたいホームページの特徴
ホームページ制作会社での様々な特徴を持った制作会社が存在します。
- デザインに強いホームページ制作会社
- SEO対策に強いホームページ制作会社
- 企業サイトに特化したホームページを制作することを得意
- ある分野に特化したホームページ制作が得意
- 集客を得意としているホームページ制作会社
- ショッピングサイトの制作に強い制作会社
など、得意としている分野によって依頼する制作会社が異なってきます。
ホームページの予算決めと同時に今後ホームページを制作して一体何をしていきたいのかも決めておくとホームページ制作会社に依頼する際、スムーズに話を進めることができますので、予算と合わせてホームページ制作の目的を必ず決めておくと良いでしょう。
これら情報が揃えばあとは、ネット上で検索することになります。
※今回知人や紹介などの制作ではなく、全くの新規取引の流れとしてご説明とさせていただきます。
地名と特徴を組み合わせたキーワードで検索
ホームページ制作会社であれば、自社の強みをホームページ上に掲載しているので、それに合わせたキーワードで検索することが一番効率が良いかと思います。
例になりますが、当社であればSEO対策に強いホームページ制作会社なので「福岡 SEO対策 ホームページ制作」といったように少し複合的なキーワードですが、ある程度制作会社を絞り込む必要があります。
そこで上位に掲載されている制作会社を順に閲覧し、自社で取り組みたい内容が掲載されている制作会社を3~5社程ピックアップしましょう。
あまり多すぎても選択するに時間がかかりますので、2、3社がベストです!
もちろん地域にこだわず、福岡以外のホームページ制作会社でも検索可能ですが、そうなると数千の中から絞るのは大変ですよね?まずは地元でもある同じ地区で活動している制作会社からコンタクトする方がうまくいく確率は高くなります。
制作会社への見積り依頼から面談、ヒアリングまで
制作会社の選定が終わったら事前に決めた予算や内容をお問い合わせフォームや電話にて連絡となります。この際一斉に送信することでレスポンスの速さなども選考の基準としても良いでしょう。
※レスポンスの速さは今後のやり取りで重要となります。
フォーム依頼完了後、制作会社から返信があると思いますので、ホームページの制作お見積りから提案・ヒアリングとなります。
そこで自社が取り組みたい内容をしっかりと理解し提案してもらえそうな制作会社に対して正式に依頼となります。この際、契約書など忘れず交わすことが大切となります。
非常に簡単ではありますが、予算決めから面談ヒアリングの流れになります。また以下のように
RFPを作成しておくとよりスムーズに話を進めることができますので是非参考にされてください。
ホームページ制作を依頼するまでに、依頼主側でRFPを作成しておきましょう。
RFPとは、
Request For Proposalの略で、日本語訳すると提案依頼書です。
RFPにはホームページ制作に対する要望や体制、予算・納期をまとめておくことで、ホームページ制作会社と認識の共有が可能です。
さらに、営業担当者とディレクター・エンジニアとの情報伝達の漏れを抑制できるため、サイトクオリティのバラつきを抑制できます。
初めて作成する場合は時間がかかるかもしれませんが、あらかじめ用意しておくことで商談やコンペの時間を削減可能です。
この依頼書は必須ではありませんが、あるとより自社が求める、利用するホームページが完成しますので是非作っておくことをお勧めます。もちろん制作会社に提案していただく内容でも問題ありませんので自社の方向性だけでも決めておきましょう!
ホームページ制作フェーズ
実際に依頼を行うホームページ制作会社が決まったら、プロジェクト開始の打ち合わせを行います。また、制作のフェーズは 「制作会社への発注が決まってから、ホームページが公開されるまで」が一般的となります。
この辺りのホームページ制作内容は事前に確認し、修正が何度まで可能かなど、確認しておいた方が良いでしょう。
ホームページの制作期間
ホームページの規模にもよりますが、以下項目に順を追って対応することになりますので、期間としては約1ヶ月~3ヶ月を目安に考えておいて良いかと思います。
- 市場調査
- キーワード選定
- ドメイン取得
- サーバー環境準備
- ワイヤーフレーム作成
- 必要機能洗い出し
- サイト構成作成
- サイトデザイン作成
- 写真撮影
また、ホームページの制作をスムーズに進める方法として実績の情報や会社情報等は事前にまとめておくと制作期間を短くすることができ、かつ費用も抑えることができるでしょう。
ホームページデザイン
次の段階としてホームページのデザインになります。
必要に応じて写真撮影が必要となり、非常に重要な部分でもあります。希望のデザインを伝え、それに対し提案、修正の繰り返しとなります。またこの修正が何度も行われるとホームページの公開はどんどん先延ばしになってしまいますので、事前に参考サイトなど希望のレイアウトを伝えておいても良いかもしれません。
あまりデザインにこだわりすぎるとユーザー目線のホームページとは異なってしまいますので、デザイン重視の企業様はデザイナー在住または、デザインは別企業に依頼するなどの対策が必要となります。
5分で分かるホームページ依頼から制作までの流れのまとめ
ホームページのデザインが決まるとホームページの構築に入ります。
多数の機能がない通常のホームページであれば、2週間程度で形が揃ってきますので、新規に取得したドメイン上にて確認が可能です(ホームページ制作会社によって確認方法が異なります)
そこから文言の変更や写真の差し替え等を担当の方とやりとりし、希望のホームページへと仕上げていくことなります。
また、事前に決めたホームページ公開日に向けてフォームのテストやスマートフォンでの閲覧も必須となりますので、事前に必ず行いましょう。
これらを行うとやっとホームページの公開となります。アクセス解析の導入や各種SEO対策等行うことがありますので、あとはホームページ制作会社にお任せしましょう!
ここまでがホームページ制作会社に依頼から制作までの流れになります。非常にざっくりとした流れですが、要所を抑えることで制作の期間を短くすることができ、すぐに集客フェーズへと移動することができます。
以上5分で分かるホームページ制作会社への依頼方法でした。
この記事の監修者

永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国で多くのクライアント様のウェブを支援。
永田達成の代表プロフィールはこちら
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